第63回全国大会・選挙公示について

事務局

去る2023年11月18日、恒例の全国理事会を開催し、第63回全国大会の開催骨子が承認されました。藤澤武史理事を大会実行委員長に、関西学院大学にて開催致します。同大学にての開催は、昭和43(1968)年第8回大会、昭和55(1980)年第20回大会に続いて3回目の開催となります。万象お繰り合わせの上、会員の皆様のご参集をお待ち申し上げております。

プログラム、参加方法などは、年度初めには発表致します。

日 時 : 2024年5月25日(土)9時開場 10時セッション開始
 午前 自由論題 報告30分 討論&返答10分 質疑応答10分    
 午後  統一論題「日韓貿易のトレンドと今後の展望」
            会員総会、役員選挙          
26日(日)9時開場 9時30分セッション開始
 午前  自由論題 報告30分 討論&返答10分 質疑応答10分
 (24日(金)16時より理事会    26日(日)12時より新理事会)
場 所 : 関西学院大学(〒662-8501 西宮市上ケ原一番町1-155)

自由論題のセッションは、例年通りの国際ビジネス、貿易商務などの他、久しぶりの兵庫県での開催でもありますので、神戸研究等も設置したいと考えております。
大会の開催方式: 教室内での対面式に限定し統一
大会参加費: 正会員2千円  名誉会員と院生会員 1千円  *懇親会費は5千円

会員の皆様には、郵送にて詳細を後日お知らせ致します。

統一論題「日韓貿易のトレンドと今後の展望」

 国民1人当りGDPでは、2023年に韓国が日本を初めて上回った。韓国の産業や経済が日本よりも好調に推移している証でもある。かかる現象は両国の貿易関係にとどまらず、アジア域内国際分業の変化にもつながるだけに、日韓貿易の推移を追い続ける必要があろう。果たして現在なお日本に比較優位がある製品や産業分野であっても、いずれ近いうちに韓国へ比較優位が完全シフトしていくかどうか、を検討した上で予測すべき段階に来ているに違いない。
 その意味で、両国間貿易における比較優位または比較劣位にある産業や製品が何であり、どの分野で輸出入額に大きな変化が起きたかを捉えて原因を究明すべきであろう。生産コスト、製品技術力、ブランド力の格差による個別製品の輸出入額に及ぼす影響も無視できない。かかる要因分析を経て、今後の両国における産業分野の貿易がどのように推移していくかを予測するのが望ましい。日本と韓国の貿易関係の発展に今後も一層注目したい向きには本統一論題は格好のテーマとなろう。    以上

日本貿易学会第63回全国大会委員長   
藤澤武史(関西学院大学)


役員選挙公示

 去る2023年11月18日、恒例の全国理事会を開催し、第63回全国大会にて2024年5月25日(土)藤澤武史理事を選挙管理委員長の下、選挙管理委員会を設置し、役員選挙を行う事と議決致しましたのでご連絡致します。
 尚、2023年5月26日(金)理事会、27日(土)会員総会にて議決致しました通り、今回の選挙から、東西各5名の理事選挙から、被選挙権のある全国の正会員から11名の選出と致します。予めご承知おきください。候補者リストへの掲載の可否など学会誌等と同封致します。      以上

2023年11月20日

日本貿易学会会長         
河野公洋(岐阜聖徳学園大学)

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